体調が悪い時に救急車を呼ぶか迷うこともあると思います。(私も難病持ちなのもあり、救急車がよぎったことあります。)
救急車を呼んだけど、入院に至らなかったり、軽症ですんだ場合に費用を負担しなければならないのか?
疑問に思っている人もいると思います。(特に真面目な方は考えたことあるのでは?)
現在は、費用の負担なく利用できますが、20024年6月から三重県松阪市では救急車で救急搬送されても入院にならなかった場合に、1人当たり7700円を徴収する方針を決めました。
世界では救急車を利用すると有料の国もあります。
サンフランシスコでは44,500円
ラスベガスでは72,300円かかるそうです!
また消防局が運営している公的な救急車の他に、民間の救急車もあるそうですね。
松阪市が料金を徴収することを決めた経緯は?
2022年中の救急出動件数が過去最大件数だった
利用者が比較的軽症者が多かった
このことから、松阪市は必要な人に早期治療ができない可能性があるとして7,700円の徴収を決定しました。
松阪市の救急車で7,700円徴収される場合のポイント
入院・手術が必要な重症患者を24時間365日受け入れる『二次救急』を行う基幹病院が対象
入院しなくとも、かかりつけ医の紹介や事故、労災、医師が個別に認めた場合は料金はかからない
救急車の有料化ではなく、「選定療養費」という紹介状なしで受診した場合に支払う費用のこと
この松坂市の方針に対して、SNS上では様々な意見が寄せられています。
松阪市の方針に対しての世間の声は?
好意的な意見
- 救急車をタクシー代わりと考えてる人もいるから、有料の方がいい
- 本当に必要な人が救急車を使えるようになってほしい
- 払えないから呼べない人はその先の医療費も払えない
否定的な意見
- 弱者は切り捨てられる
- 救急車を呼ぶのをためらう人が増えて手遅れになる可能性は?
- 緊急なのか入院が必要なのかの判断は難しいのでは?
救急車が必要ない程の症状や要件での出動要請が増えています。
意識がない、息をしていない、大けがをしてる等、あきらかに緊急の場合はすぐに救急車を呼ぶべきです。
しかし、それ以外の場合で、救急車を呼んでもいいのだろうかと迷う人がいるかもしれません。
救急車を呼ぶか迷ったら
- 救急ガイドを確認する
- #7119に電話する
松阪地区広域消防組合では、救急車を呼ぶ判断がしやすいように救急ガイドをホームページに掲載しています。
こども、大人、高齢者ごとに分かりやすく書いてありますので、見てみてください。
他にも電話で医師や看護師などの専門家から緊急性があるか相談できる#7119もあります。
自治体によっては対応してない地域もあるので、こちらから確認してみてください。#7119についても詳しく書いてあります。
個人的には救急車を有料化は、ありだと思います。
路上で倒れている人や事故に遭遇して救急車を呼んだ場合、誰が費用を負担するのかという問題が出てきそうですね。